Yahoo!ニュースより。記事もコメント欄も心当たりがありすぎて「あああ……」と両手で顔を覆いました(苦笑)
病気だったり障害だったりを持っている本人が1番大変で苦しいのはわかってはいるんですけどね……親も大変なのも、わかる。
でも、その面倒を丸ごとこちらに投げられても……💦と今なら思えます。
(全くフォローしないつもりもないけれど、生活全部・人生全部をかけてまでは面倒を見れないです)
妹の面倒を見ていた当時はそれが当たり前だしそこから逃げ出すなんて思いもしなかったけれど(何なら家族や職場といった周囲の人間もそういう考えだった)、夫と出会って色々話しているうちに「今のこの状況、おかしいんじゃないか」って思うようになりました。
まずは自立してもらい、その上で足りない部分はフォローする。
いつまでも面倒を見てくれる家族がいるとは限らないですからね。病気・事故・事件etc、ある日突然ケアラー役の人間がいなくなることだってあり得る。
だから私が結婚するのを機に少しずつでも自立出来るようにと、障害者年金のことを調べて妹へ説明し、それでも「どうせ申請なんて通らないから」と動こうとしないので私が代わりに動いて申請しましたね……(遠い目)
申請結果が届いた日、同封の通知をろくに見もせず「やっぱり障害者年金なんて無理だったんだ!」「仕送りをしろ!」「お前ばかりが東京でいい生活をしやがって!」等々、出先で何十分も電話で罵られたのは昨日のことのように思い出されますね……(実際は申請が通っていて年金が受給出来るようになっていました)
通院に付き添ったり癇癪起こして夜間救急に連れて行ったり、出勤前の時間帯に機嫌を損ねてグダグダするのを宥めて遅刻寸前とか、SNSの人間関係でトラブルを起こしてはエンドレスに愚痴を聞いたり給料のほとんどを家計に入れたり、ワケのわからないクレームで某小学校へ突撃していったのを連れ戻しに行ったり……挙げるとキリがないです💧
身体介護がなかった分マシと考えるべきか、でも体力は普通にあるので暴れ出されると抑えるのもしんどいし(「自殺する!」と飛び出されたことも数え切れないくらいには……)
確かに行政の支援が不十分だったり窓口が不親切・不案内で相談するのにも勇気がいるとかはわかるのですが、そこを何とかクリアしないと現状は変えられないんですよね。
(ちなみに、私自身も東京へ転居後少しの間だけ自立支援制度を利用した期間があって区役所や保健所で手続き等お世話になりましたが、冷たくあしらわれることもなく親切にして頂きました。妹は否定的・攻撃的な物言いをしがちだったのでそれが良くなかったのでは……と思っています。本人には言わなかったけど)
とりとめもなく書いてしまいましたが、老人・障害・病気と種類は違えど介護や看護を家族で看るのは限界があるので、もっと積極的に『行政・民間の支援を受ける』って選択をしてくれればよかったのに……と思います。
母は、そういうものをあまり知らない上に「頼るのは恥」と思っている節があり、調べることも考えることも放棄して全て私任せでした。
さんざん揉めてぶちギレられて絶縁だ!って叫んでいたけれど、今頃どうしているんだろうなあ……。
向こうとしては奥の手使ってやった!感満載だったみたいですが、体よく逃げ出せてせいせいしたしホッとしました。
あとは出産や育児で大変な時に死後の手続きや墓じまいの役が回ってこないことを祈るばかりですね……。
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