やっと定款ゲットだ!

会社のつくり方

公証役場ってそもそも何?

前回の記事

やっとバーチャルオフィスの契約が完了して法人登記が出来る住所を手に入れたので、いよいよ公証役場へ行って認証された定款を受け取ることになりました!

……で、今更なんだけど「公証役場」ってどんなところなんだろう?

葬儀屋で働いていた時に「任意後見人を立てる時に行くところ」とか「正式な遺言書を作る時に行く場所」みたいな話を聞いたことがあったような気がするけど、正確には何をする場所か知らないなあ。

と、いうワケで調べてみました!

公証役場(こうしょうやくば。公証人役場ともいう。)とは、公正証書の作成、私文書の認証、確定日付の付与等を行う役場である。各法務局が所管し、公証人が執務する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%A8%BC%E5%BD%B9%E5%A0%B4

Wikipediaせんせ~!それじゃわかんないよ~!!!!!

ええっと、オール相続というサイトさんがわかりやすく説明されていたので、頭の整理も兼ねて概要だけサクッと書いてみます。

  • 公正証書は「その書類が偽造されたものではなく、内容が法律上問題になるようなものではない」と公証人さんが太鼓判を押してくれた書類ってことですね。よく利用される公正証書は遺言公正証書・離婚公正証書・任意後見契約公正証書のようです。
  • (私文書の)認証については、メジャーなのは会社の定款のようです。私文書だとあまりない様子。
  • 確定日付の付与の中で、「確定日付」とは「その文書がその日付において存在していたことを証明するもの」とのことで、偽造が問題になるとか後々になって「実はその文書って作成されてないんでは……」等のトラブルを防ぐ役目があるもの。

ちなみに公証人さん達は皆さん法律のスペシャリストだそう。裁判官・検察官等の法律実務家が公募により任命されるそうです。狭き門だ……!

つまり、これから受け取りに行く定款は『法的に問題がある内容じゃないし、この定款は確かに作成日に作られたものだよ!』って公証人さんが証明してくれてるってこと、だよね?

公証役場についてだいたいわかったので、さっそく行ってみようと思います!

あっ、公証役場に行く前には予約が必要なのでそこは注意です(汗)

持っていくもの達

会社設立freeeに持ち物のリストが載っているので、見ながらコツコツ準備します。

まずは定款と委任状を一緒に製本。委任状が1番上にくるようにセットします。製本はDAISOの製本テープを使いました。

テープと紙の境目・ページとページの綴じ目に発起人全員の実印を押します。委任状の押印もお忘れなく。

他には定款認証の料金として52,000円くらいを用意……と書かれていましたが、不安なので55,000円準備。

定款の電子データを入れてもらう為のCD-R(しんぴん)を1枚と、発起人全員の印鑑証明書も準備。

当日の修正が発生した時に備えて実印も持って行くようにしました。

そして前日になって「ふ、服装は……?」と思い至り慌てて検索(笑)

スーツじゃないといけないかな?と思っていましたが、特にこれといった決まりはなく私服でいいようなので綺麗めなコーデにしておきました。

用意したものを鞄に入れて準備OK!

公証役場で定款、ゲットだぜ!

当日になって失敗に気づいた私。事前に公証役場の場所、下調べしてないよ!

いや、Googleマップ先生に聞けばわかるんですがたまに(?)裏口に連れて行かれる道案内をしてくれることがあるので、ちょっと信頼関係に揺らぎが出ているんですよね。

元々相当な方向音痴で、知らない場所に行く時はあらかじめ下調べに行かないと不安でしょうがないので例え家から近くても初めて行く場所なら下調べをしていました。が、今回に限ってしてない……。

絶対これ道に迷うでしょ?!って思ったので予約時間よりかなり早く出ましたが、案の定道に迷って公証役場付近をグルグル3周くらい徘徊していました。

もう完全に不審者(号泣)

しかも1番最初に辿り着いた大通りに面した場所に入口がありました。もっと大きい看板でアピールしてよおおおおお!!!!!(甘え)

何とか予約時間より早めに到着は出来たので、受付で用件を伝えて手続きをします。

委任状と定款を製本したものと印鑑証明・新品のCD-Rを提出し、定款の謄本を発行してもらう為の請求用紙に記入をしました。

しましたが、ここで問題発生。

請求用紙に「申告受理及び認証証明書の発行希望の有無」って書いてあるけど、『申告受理及び認証証明書』って何?!?!?!?!?!

会社設立freeeには書いてなかったような……もしかして「バックオフィスの豆知識」の方に載ってたとか?????どうする?受付のお姉さんに聞く?「そんなことも調べてないのに会社作るの?」って思われるかな~~~~~~~~(グルグル)

いや、こういう役所で「ついでに出せますけどいりますか?」系の書類って後から「あ~!あれ使うのに取ってなかった……また行かなきゃいけないじゃん!(ガチギレ)」になる率高い説あるし、もらっとこう!

という思考を経て「希望する」にマルをつけて提出。

担当の公証人さんと簡単に挨拶をして待つこと10分強くらい。無事に定款の謄本と謎の書類「申告受理及び認証証明書」をゲットしました。やったね!定款のデータ入りCD-Rも頂戴しました。

渡される時に受付のお姉さんから「これ(申告受理及び認証証明書)は会社の口座を開く時に必要になりますので~」と言われて私の判断ナイス!!!!!と内心自画大絶賛していました(笑)

……事前リサーチの甘さを反省しましょうね。しょんぼり。

帰り際に「かわいい名前の会社ですね」って褒められてウキウキしながら帰宅しました。

名前だけでなく、中身もしっかりした会社にしないとね!

さて、次回はいよいよ法務局へ凸 ―法人登記―です。お楽しみに!

【追記】

定款認証の領収書です。紙認証だとこれに印紙がプラスになるので100,000円近くになります。経費節約の為にも電子認証1択ですね!

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