NIPTって何だろう?
今日は前回受診時に予約してもらっていた「NIPTカウンセリング」を受けてきました。
NIPTとは出生前検査のひとつで、『母体血胎児染色体検査』とも呼ばれるものだそうです。
妊娠10週以降に行う採血での検査で、胎児の染色体疾患(ダウン症候群・18トリソミー・13トリソミー)を調べることが出来るとのこと。
ご存知の方も多いかもしれませんね😊💦
出生前検査は誰でも受けられるものではないらしく、初診の時に資料を渡された私は「ああ……きっと受けることが出来る側なんだろうなあ……」とぼんやり考えつつ説明を聞いていました。
(実際、渡された資料の「検査対象者」には『高齢妊娠の方』と書かれていたので当たってますね/笑)
最初は検査を受けるつもりはありませんでしたが、産まれてすぐ障害を知らされて呆然とするよりは事前に知っておいて心の準備や生まれた後に受けられる医療・行政支援等を調べる時間を確保しておいた方がいいかな、と考え直して、1番身体への負担・リスクが少なそうなNIPTを選びました。
出生前検査は、受けるかどうか決めるのも難しいですよね。「命の選別だ!」って言われてしまうと何も言えませんし……(自分がどういうつもりだったとしても)夫婦で意見を擦り合わせるのも大変じゃないかと思います。
ちなみに検査料は180,000円です。初診/再診料は別です。
いざ、カウンセリングへ……!
NIPTのカウンセリングは「可能な限り夫婦で受診をお願いしております」とのことで、夫のスケジュールが詰まっていない日時で予約を取りました。
15時受診予約なのでのんびり起きてブランチを取り、地下鉄に揺られて病院へ。
NIPTは産科ではなく「遺伝診療部」で行うので、カウンセリングもそちらへ伺うことになります。遺伝診療部って響き、何だか緊張するなあ💦
遺伝診療部は外来棟(新設された病棟ではなく、以前からある方の病棟)の6Fにあるのでそちらへ向かいます。
遺伝診療部での受付を済ませてしばらく待つと、白衣を着た女性がふたり一緒に来られて早速カウセリングスタート。
おひとりは産科の先生、もうひとりは遺伝診療部のカウンセラーさんとのことでした。
カウセリングは夫婦それぞれの持病・アレルギーの有無や家族歴の確認がありました。家族歴はわかる範囲で大丈夫でした。
その後は出生前検査についての説明。
検査でわかるのはごく一部だけで、残りは生まれてからじゃないとわからないものが大多数とのことでした。これは事前にもらった資料や検索してある程度は把握していたので特に疑問等はありませんでした。
また、NIPTでわかるダウン症・13トリソミー・18トリソミーについての説明もそれぞれ伺いました。不勉強で恥ずかしいんですが、今、ダウン症の方は60歳を超えてもお元気な方が多いんですね。様々な分野で活躍していたり、そうでないとしても社会生活を送れることが多いと聞いて驚きました。
一通り説明を聞いて夫婦それぞれで疑問点について質問した後に同意書に記入後、そのまま検査を希望したので採血に向かいました。
今日はトータル1時間弱、費用は207,430円でした。
もしも陽性だったら……?
帰り道、「もしも陽性だったらどうしようか?」について少しだけ話し合いをしていました。
夫婦ともに決めきっていないんですよね。
ダウン症はまだしも、13トリソミーや18トリソミーだった場合はどうするのか、まだきちんと考えてはいません。
決めてから検査を受けるべきだったのかもしれませんが、結果が出たその時にならないと決められないこともあるかな、と思い……。
難しい問題ですが、ふたりともが納得して同じ方向を見ていられるようによく話し合いたいと思います。
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