ここ最近、ネットの至るところで「ソシャゲにハマってしまった人の末路」的な内容のブログやまとめを立て続けに目にしています。
私もソシャゲユーザーなので気持ちはわからないではないと思って読んでいました。
ソシャゲに限ったことではないんですが、『たったひとつのことにハマってしまう』ってすごく危険なんですよね……。
ハマりこむ対象が友人・恋人・配偶者・子供のような「人」だと、相手や周囲の人間関係だけでなく自分自身を破壊しかねないし、対象が趣味なら無限にお金をつぎ込んでしまって生活が破綻してしまうし精神的にも不健全になってしまうし💦
自分の欲求を満たしてくれる(あるいは満たそうとする)や、自分が足りないと無意識で思っているものを埋めてくれる(あるいは埋めようとする)→ハマりこむ→一時的に満たされる→すぐ物足りなくなる→どんどんハマる……というループ。
人によって違ってくるとは思うんですが、今まで読んだ体験談はどれも『そのソシャゲ以外にハマっているものがない』状態に近かったように見えたので、上記のような側面もあったのかもしれないなあ……と感じました。
私もかつてはひとつのことに固執するあまりめちゃくちゃ苦しい思いをしていましたしね💧
(私の場合は「会社の人間関係を良くして先輩方のように休みの日も仲良く一緒に遊びたい」ということに固執していました。自分に発達障害があることと、会社は仕事をしに行く場所であって仲良しこよしは必要ないんだと理解出来てからはだんだんと固執しなくなってきました)
以前、Twitterで見かけた言葉で「依存先はたくさんある方がいい」というものがありますが、本当にそうだと思いました。
「依存先」は「趣味」とか「趣味とは言えないがちょっと楽しみにしていること」「リフレッシュ」「リラックス」「ちょっとした贅沢」等に置き換えてもいいかもしれません。
自分の興味や欲求を「たったひとつの何か」に向けるのではなく「たくさんの何かたち」に向けた方が自分の心が楽になる……苦しくなりにくい、と思っています。
(依存先が人間の場合は分散した方がひとりあたりの負担が減りますしね)
私自身は趣味がクラッシュフィーバーと神社参拝くらいですが、「趣味未満の小さな楽しみ」は結構たくさん持っています。
Googlemapを眺めて「あ、今後このお店行ってみよう」とか、いつもと違う道を歩いてみるとか、たま~に、ちょっとお高めのスイーツを買ってみるとか、本当に小さな小さな趣味未満の楽しみをかき集めている感じです。
(時間が比較的ある今だけでなく、外で働いていた頃からずっと続けています)
ひとつのことにハマりこまないためには、自分自身と上手く付き合えるかどうか、向き合えるかどうかなのかもしれないですね。
とりとめもないですが、今回はこの辺で。
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